阿部申次私達からのメッセージ-医療法人阿部医院【在宅診療/漢方診療/終末期医療/神経難病/緩和医療/無呼吸症候群/在宅酸素】】

2007.2.17
阿部申次

阿部申次

〒673-0866
兵庫県明石市朝霧町3-15-12
TEL：078-913-6370

医療法人社団　阿部医院（理事長）
診療日：月火水木金土
診療時間：午前9時～12時/午後5時～7時30分

医療機関の性格：在宅医療を主体とした内科系診療所

■ 併設施設
訪問看護ステーション、ホームヘルプステーション、デイサービスセンター

■在宅ケアの対象患者
寝たきり、がん、痴呆

■平均受け持ち在宅患者数
100名

■がん患者の在宅ケアについて
積極的に行っている

■在宅ケアの内容
高カロリー輸液、点滴、静脈注射、経鼻栄養、胃ろうからの経管栄養、在宅酸素療法、抗がん剤、採血、尿道カテーテル管理、在宅リハビリテーション、人工呼吸器の管理

■がん性疼痛に対するモルヒネ使用法
している（院外処方）→（経口、座薬、貼り薬、皮下持続注入、IVHポートよりの持続注入）

■在宅患者の24時間サポート
している（携帯電話、転送電話）

■看取り（在宅死）のサポート
している（年間約40名　うち　がん患者30名　がん以外10名）

■在宅ケアに対してのモットーと実践内容

①高度先進医療を取り入れた在宅診療。

②24時間対応。

③患者さんには安心と安らかな在宅療養、介護者には安心感と満足感を与えられるような医療と介護。

④高度先進医療に対する訪問看護ステーションの併設。

⑤理学療法士による専門的リハビリテーション。

⑥内科系専門医による専門的往診（リュウマチ学、呼吸器内科、神経内科）

■これからの課題

①病院の医師、看護師の在宅医療に対する理解は深まりつつあります。在宅診療を始めるにあたって、話し合いの場を持って、ある程度の合意を得た上でスタートすることが望ましい。

②在宅ケアの実践で最も重要なことは看護スタッフの質であると思われる。高度なトレーニングを受けたスタッフが必要。

③緩和ケアに関しては在宅側の主治医が中心になって行うべきと考えます。例えばモルヒネなどの処方は在宅側にまかせて頂きたいと考えます。

（在宅ケアをしてくれるお医者さんがわかる本2004年版より転載）

2007.2.17阿部申次

2007.2.17
阿部申次