医療法人 阿部医院 カトレア総合医療ビル ![]() |
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私は、カトレア訪問看護ステーションの事務職に就いて一年半になります。 現場の仕事ではありませんので、直接患者さんや利用者さんと接する事は少ないのですが、デイサービスに来ていらっしゃる利用者さんとお顔を合わせる機会があった時、大変失礼なのですが、二年前に無くなった父を思い出すことがあります。 父は、定年後も七十歳まで現役で仕事に就いておりましたが、仕事を退いてからは、胃がん・大腿骨骨折・脳梗塞などの様々な病気やけがに見舞われました。 もともと仕事人間だった父の楽しみといえば、車の運転とお酒ぐらいで、晩年は以前のように楽しめなくなりました。 “生きがい”を無くしてからは、魂が抜けたように無気力になり、別人のようになってしまいました。 私がもう少し暖かく支えてあげられていたら、父らしく明るく穏やかな老後が、送られていたのではないかと、自己嫌悪に陥ることがあります。 生き生きとした利用者さんのお顔を拝見した時、これまでに様々な道を歩んでこられ、そして今、何かに生きがいを持ち、生きていることへの喜びを感じられたら、こんなに素敵に年を重ねられるものだと感じました。 これから益々高齢化するなか、いかにその人らしく、精神的にも肉体的にも“生涯現役”でいられるかが、現代社会の抱える問題の一つだと思います。 患者さん、利用者さんが、“生涯現役”でいらっしゃれるように、微力ですがお手伝いできれば・・・と思っております。 誰もが通る道なのですから・・・
カトレア訪問看護ステーション 事務 N.H. |